◇解説 -------------------------------------------------------------------------------- 気ままな夏を過ごす若い娘の姿を描く。脚本は「字能鴻一郎の濡れて打つ」の木村智美、監督は「3年目の浮気」の中原俊、撮影は「女高生日記 乙女の祈り」の米田実がそれぞれ担当。 -------------------------------------------------------------------------------- ◇ストーリー ※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。 -------------------------------------------------------------------------------- 避暑地を気ままに旅する二十歳のイヴは、無精髭のダサイ男、東吉に一目惚れされてしまい、通りかかったサーフボードを積んだ車に乗せてもらう。運転していたユタカは行くあてもないイヴを、ケンジやジルの待つ貸別荘に連れて行く。ケンジは、サーフボードを金に替えれば3億円だと呟くが、イヴには何のことか分らない。その夜、ケンジはイヴと、ユタカはジルと体を重ねる。みんなが眠ってしまうと、イヴはボードを抱え、海を目指して歩き出す。河原で寝袋の中にいた東吉と再会したイヴは、彼の人の好さに惹かれ、その晩は一緒に眠った。翌日、二人は浜辺に行くが、そこは人で溢れており、イヴは東吉とバイバイしてしまう。ある屋敷の前を通りかかったイヴは、その家の主人、岡原に声をかけられ、そこに泊ることになる。家には喜美子という十八歳のお伝いがおり、岡原の世話をしていた。その夜、イヴは岡原のテクニックで何回も果てた。翌日もやっかいになることになり、又も岡原とドッキングするが、気が付くと、横に全裸の喜美子が立って笑っている。実は岡原と喜美子は実の父娘で、イヴは近親相姦の刺激剤として利用されたのだ。屋敷を飛び出したイヴは東吉と会い、他人の別荘のプールで激しく求め合った。日が暮れ、眠っていたイヴがプールサイドで目覚めると、東吉の姿はなく、プールに浮くサーフボードから白い紛が流れていた。そして、ボードの上に東吉の電話番号が記されてあった。